ふるさと納税の答え合わせをしよう

こんにちは。いのうえです。
今回は、ふるさと納税の答え合わせをしてみたいと思います。

• 確認する方法ってあるの？
• ちゃんと手続きできてたかな？
• 結局いくらお得になったんだろう？

こんな疑問にお答えできたらと思います。

ふるさと納税をやってみたい！という方は、こちらの記事をご覧ください。

現時点で確認できる人

去年ふるさと納税をした人が、今回の記事の対象になります。
今年された人は、来年の6月頃にまたここを見てみてください。

答え合わせ

それでは早速見ていきましょう！

この書類を確認（住民税決定通知書）

「住民税決定通知書」という書類に聞き覚えはありますか？
5月〜6月に、お住いの市町村から届きます（自治体によって名称や書式が若干ことなります）。
こんなやつです↓

（クリックして拡大）

まずはここを見てみよう

「摘要」という欄を見てみましょう。
ここです↓

（クリックして拡大）

ここに「寄付金税額控除　市(町)：〇〇円、県：○○円」と記載があれば、OKです。
この金額が、ふるさと納税をして安くなった住民税の金額です。
去年1年間でふるさと納税した金額と、ここに書いてある金額の合計がほぼ同じであれば、間違いありません。

書き方は市町村によって違い、中にはここに書いてくれていない市町村もあります（書いてくれたらいいのに…）。

その場合は次の項目を見てみましょう。

次にここを見てみよう

前の「摘要」に記載がない場合は、「税額控除額」を見てみましょう。
市(町)と県、２ヶ所あります。
ここです↓

（クリックして拡大）

この２つの金額を足したものが、ふるさと納税した金額とほぼ同じであれば、OKです。

住民税が安くなっている

上記で確認した金額分、今年払う住民税が安くなっています。
本来払う予定の住民税から「控除」の分をマイナスしてもらえた、ということになるんですね。

住宅ローン控除を受けている場合は

住宅ローン控除を住民税からも受けている場合は、通知書金額がその分多くなっていると思います。
計算式などはここでは割愛させてもらいます。

もし反映されていない時は

ふるさと納税したのに、金額が反映されていない場合は、次のことが考えられます。
（繰り返しですが、去年した分が今年の通知書に載っています。今年した人はまだ反映されていません）

ワンストップ特例申請書を出し忘れた

ふるさと納税先から届いた書類(ワンストップ特例申請書)を、記入して送り返す必要がありますが、その手続きを忘れている可能性があります。

確定申告をした人

ワンストップ特例申請書はちゃんと出したのに反映されていない！という場合。
確定申告をすると、ワンストップ特例は無効になってしまいます。
住宅ローン控除や医療費控除などで、確定申告をした方は、ふるさと納税も確定申告で手続きをしないといけません。

まだ間に合います

ふるさと納税の手続きが出来ていなかった！という方もご安心ください。
確定申告をすることで、今からでも申請することができます。
過去５年分は遡れますので、もしかしたらずっと出来ていなかったかも、という方も諦めないでください。

詳しくは、最寄りの税務署にお問い合わせを。
最寄りの税務署の問合せ先一覧

最後に

ここまでお読み頂いてありがとうございました。少しでも参考になりましたら嬉しいです(^^)

その他よく頂く相談についてはこちらにもまとめています。