こんにちは。いのうえです。
この記事では住宅ローン控除の必要書類についてまとめます。
- 住宅ローン控除の申請しなきゃ。
- どうやってしたらいいんだっけ?
- 書類はなにを準備したらいいんだろう?
という方は、ご参考にされてください。
必要な書類さえ揃えてしまえば、あとは簡単ですよ♪
必要書類
ひとつずつ解説しますね。
①源泉徴収票
年末に職場からもらうやつです。一般的には12月のお給料明細と一緒にもらうところが多いでしょうか。
提出の必要はありませんが、ここに記載された内容を見ながら申告書を作成しますので、準備しておきましょう。
②契約書(土地、建物)
住宅会社との契約書、土地を買った方は不動産業者との契約書です。コピーを提出します。
たくさんページがあると思いますが、一般的には収入印紙が貼ってあるページだけで大丈夫です。取得年月日と価格が分かればOKです。
※土地の購入にローンを使っていない方、所有地に建てた方、は土地の契約書は不要です。
②-2長期優良住宅or低炭素住宅の認定証
長期優良住宅や低炭素住宅にお住まいの方は、認定証のコピーを提出します。通常は引き渡し時に住宅会社から受け取ります。契約書などの書類と一緒に保管してあることが多いと思いますので、探してみてください。
合わせて家屋証明書という書類も必要です。
こちらは、登記関係の書類と一緒に保管されていることが多いです。
※上記の認定住宅でない場合は、提出は不要です
②-3補助金等の額を証する書類
住宅関係の補助金を受けられた方は、それを証明する書類が必要です。
これも通常は、住宅会社からもらう書類一式の中にあると思います。原本の提出となります。
※補助金を受けていない場合は、提出は不要です
③残高証明書
ローンを借りた銀行から送られてきます。11月までにはくることがほとんどです。
こちらは原本を提出します。
④マイナンバーカード
マイナンバーカードがあればそれだけで大丈夫です。
もしカードを作られていない方は、マイナンバー入りの住民票やマイナンバーの通知カードと、免許証などの本人確認資料が必要になります。
⑤登記事項証明書(土地、建物)
この書類は令和3年の確定申告から提出が不要になりました。
書類に記載の”不動産番号”を確定申告書に転記すればOKです。
不動産番号の確認のために、登記事項証明書という書類が必要になりますが、これは司法書士さんからもらった登記関係の書類に入っているケースがほとんどです。
⑥確定申告書、計算明細書
最後の課題がここかもしれません。確定申告書の作成です。これも今はとっても簡単になっています。パソコンはもちろん、スマホがあればできますよ。
こちらから
確定申告特集
サイトにアクセスしたら下の方にある「確定申告書等を作成する」→「確定申告書等作成コーナー」→「作成開始」と進んでいきます。
申告書の作成は画面の指示に従って数字を入力していくだけです。これまでに集めた書類を用意して、進めてみてください。
マイナンバーカードをお持ちの方
「スマートフォンを利用してe-Tax」(スマホ版だとe-Tax(マイナンバー方式))が楽でいいと思います。
ただし、IC対応のスマホが必要になりますのでご注意ください。
マイナンバーカードをお持ちでない方
「印刷して提出」(スマホ版だと「書面」)がいいと思います。作成が終わったら印刷をして、税務署に郵送しましょう。印刷はご自宅のプリンターからはもちろん、コンビニでプリントが出来るようにもなっています。
細かい入力方法は、国税庁のYouTubeでも解説されています。
パソコン申告と書いていますが、スマホでも手続き可能です。
その他の申告がある場合
ふるさと納税をした方
ふるさと納税をした方は、ふるさと納税の確定申告を一緒にする必要があります。
ワンストップ特例を利用していても確定申告は必要なので、ご注意ください。
寄付をした自治体から送られてきている「寄附金控除に関する証明書」という書類がありますので準備をされてください。
資金援助(贈与)があった方
ご両親などから住宅購入資金の援助があり、贈与税の申告も必要になります。
いつからできる?
申告の時期ですが、期限は3月15日までが原則です。
通常の確定申告(例えば自営業の方とか)は、2月15日〜3月15日という期間で行われます。ただし、住宅ローン控除だけの申告の方は1月から手続きができますので、お早めにやってみられてください。
最後に
ここまでお読み頂いてありがとうございました。自分でもできそうだ!と思って頂けたら嬉しいです(^^)
やっぱり分からない!という時や、個別に聞きたい、手伝ってほしい、などがありましたらご遠慮なくお問い合わせください。
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