すまい給付金を申請しよう【1枚で分かるシリーズ】

  • 2020年11月11日
  • 2020年11月13日
  • 住宅

こんにちは。いのうえです。
今回はすまい給付金について書いていきます。

  • すまい給付金ってなんだっけ?
  • うちはもらえる? いくら?
  • 申請ってどうしたらいいの?

そんな声にお答えしていきます。

1枚にまとめました

はじめにポイントを整理します。

※画像長押しで保存できます。振り返り用にどうぞ★

我が家はもらえる?

すまい給付金をもらうためには、いくつか条件があります。確認していきましょう。

住宅を買った人

少し詳しく言うと、自分でローンを組んで家を買い、その家に住んでいる人が対象になります。
例えば、親にお金を出してもらって、親の名義の家に住んでいる人は対象にはなりません。その親も、その家に住んでいなければ対象になりません。
また、現金で購入した方も対象にはなりません。(ただし、50才以上で現金のみで買った方は対象です)

※夫婦二人でローンを組んだ場合、持ち分の割合に応じて、それぞれが対象になります。

中古住宅を購入の場合

対象にならないことがあります。この制度はもともと、消費税の負担を給付金で緩和する、という目的でできたものです。中古物件は、消費税がかからない取引であることが多いため、対象にならないことがあります。
詳しくはこちらでご確認ください。
すまい給付金対象要件【中古住宅】

収入が一定以下の人

収入によってもらえる額が変わり、一定額以上になるともらえなくなります。詳しくは次の「いくらもらえる?」で解説していきます。

検査を受けた住宅

工事中に、第三者機関(住宅会社ではない検査機関)の検査を受けて認定をもらった住宅が対象になります。下記の言葉のどれか一つに聞き覚えがあれば、対象になる可能性が高いです(^^)

・住宅瑕疵担保責任保険
・建設住宅性能表示
・住宅あんしん保証
・ハウスジーメン
・住宅保証機構
・ハウスプラス住宅保証
・日本住宅保証検査機構

提出書類は後ほど確認していきます。

いくらもらえる?

続けて、我が家の場合はいくらもらえるか、を確認していきましょう。

もらえる金額は、10万円〜50万円です。収入によって金額が変わってきます。収入が一定額以上だと、ゼロ、ということもあります。
仕組みや計算式については難しいので、、、公式サイトのシミュレーションに自分の収入を入れてみるのが一番早いです♪

簡単シミュレーション

こちらからやってみてください。
すまい給付金シミュレーションサイト

いかがでしたか?


(住まい給付金公式サイトより)

ここに数字が出た方は、それがもらえる金額のめやすです。申請に進んでいきましょう!

※ご夫婦でそれぞれ持ち分を持っている方は、その割合に応じてもらえる金額も変わってきます。シミュレーションの際に、持ち分割合を入力する箇所があるので、確認してください。

申請に必要な書類

続いて、申請に必要な書類を確認していきます。

住民票

新しいお住いの住民票です。
発行から3ヶ月以内の原本が必要です。
マイナンバーの記載は、不要です。

住民税の課税証明書

役所で取れます。引越し前の市町村で取得してください。原本が必要です。
市町村によって名称が違うことがあるようですが、住民税をいくら払ったか(県民税の所得割額)が分かる証明書になります。
引き渡しの時期によって、取得する証明書の年度が異なります。下記をご参考ください。


(住まい給付金公式サイトより)

ちょっとややこしいですね。例えば、
令和2年の6月に引き渡しを受けた方は、令和元年度の証明書
令和2年の7月に引き渡しを受けた方は、令和2年度の証明書、となっています。
この画像を役所の方に見てもらって、請求するのがいいかもしれませんね。

住宅の契約書

住宅会社との契約書です。これはコピーでOKです。
署名捺印や印紙の貼り付けのあるページをコピーされてください。また、約款のページもコピーが必要です。

住宅検査の証明書

きました、検査の証明書。一番ハテナ? となるものかもしれませんが、頑張っていきましょう!

下記のいずれかのコピーを提出します。

・住宅瑕疵担保責任保険の付保証明書
・建設住宅性能評価書

これは、住宅会社以外の第三者機関が検査をした証明書になります。通常は、契約書ファイルか、引き渡し時にもらうファイルの中に一緒に入っていることが多いです。探してみてください。

検査機関は次の会社になりますので、その会社の名の付いた封筒や書類を探してみてもいいかもしれません。
・住宅あんしん保証
・ハウスジーメン
・住宅保証機構
・ハウスプラス住宅保証
・日本住宅保証検査機構

これが準備できれば、もう一息です。

住宅ローンの契約書

銀行との契約書です。これもコピーでOKです。
署名捺印、印紙の貼り付けのあるページをコピーされてください。

建物の登記事項証明書

ちょっとめんどくさいやつです。住宅ローン控除の申請でも使う書類ですね。法務局という役所で取得できます。最寄りの法務局は、「〇〇市 法務局」とお住いの市町村で検索してみてください。
発行から3ヶ月以内の原本が必要です。建物分のみでOKです。

オンラインでも取得可能

この書類は、オンラインで請求して、郵送してもらうことも可能です。下記からどうぞ。
登記オンライン申請システム

取得には手数料がかかりますが、法務局に出向くと600円、オンラインなら500円です。オンラインでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

通帳のコピー

振り込んでもらう通帳の口座番号等が分かるページをコピーしましょう。

すまい給付金の申請書

これで最後、申請書です。こちらからダウンロードできます。
申請書ダウンロードページ(すまい給付金公式サイト)

申請書は5枚ありますが、これまでに集めた書類を見ながら記載すれば、さほど難しくないと思います。

郵送する

これらの書類がすべて揃ったら、郵送してあとは待つだけ。郵送先は、申請書の書類の中に記載があります。発送後、不備がなければ、概ね1.5ヶ月〜2ヶ月で振り込まれるようです♪

必要書類や記入方法など、より詳しくは公式サイトもご確認されてください。
すまい給付金公式サイト

夫婦連名の場合

夫婦でそれぞれ持ち分を持っている場合は、それぞれ上記の手続きが必要になります。
提出する書類は、「まとめて申請」というものをすると、一部を併用することができますよ。
併用できるのは、

・住民票
・住宅の契約書
・建物の登記事項証明書

この3種類は、夫婦で1通でOK、それ以外はそれぞれ必要になります。

また、「まとめて申請」の確認書の提出が別途必要になります。
確認書はこちからから
まとめて申請利用確認書

いつまでにしたらいい?

申請は、引き渡しを受けてから1年以内です。(コロナ期間中の現在、引き渡しから1年3ヶ月以内に延長されています。)
お忘れなく!

最後に

ここまでお読み頂いてありがとうございました。
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