こんにちは。いのうえです。
2024年8月、今月はこれまでで一番投資についてのご相談が多い月でした。
お客様の声として多く伺ったのが、
- 「すごく下がってるけどこのままで大丈夫?」
- 「今年からNISAを始めたんだけど、怖くなってきました…」
- 「なにか対策をしたほうがいいですか?」
といったものです。
これは日経平均株価が過去最大の下げ幅を記録したことがきっかけですね。(令和6年8月5日のことです)
(2024年8月6日 日経新聞朝刊)
今回は同じようにお悩みの方への回答として、
今後投資と正しく付き合っていくために、私が必要だと考えていることをまとめておきたいと思います。
※あくまでも、私個人がどうするかということで将来をお約束するものではありません
こんにちは。いのうえです。 井上さんはどんな積立をされてるんですか? 新NISAはどう活用してますか? 選択肢が多くて迷っています このような声にお答えしたいと思い、定期的に我が家の積立状況を報告させて頂いております[…]
まず結論として
今回の暴落があっても、私は投資の仕方を変えていません。これまでと同じように継続をしていこうと考えています。
私がしている投資
私がしている投資は、「長期積立分散投資」です。NISAや保険を活用して、これを行っています。
長期積立分散投資では、今回のような短期間での上げ下げをあまり気にする必要はありません。
長期積立分散投資とは
長期積立分散投資とは、「長期投資」「積立投資」「分散投資」の組み合わせです。
それぞれにリスクを抑える効果があるのですが、簡単にまとめると、
長期投資 → 10年以上のスパンで見れば、過去最大の下げも怖くない
積立投資 → むしろ下がってくれたほうが嬉しい
分散投資 → 下がる中でも上がる株を取りこぼさない
ということになります。
これだけ押さえておくだけでも充分だと思います。より詳しく気になる方に向けて、それぞれについての私の考え方を書いていきます。
長期投資
長期投資とは、言葉の通り長くすること。めやすは10年以上です。
私の投資の目的は、教育資金と老後資金、長期で使うお金を投資で準備しています。
長いスパンで見ると、今回の「過去最大の下げ」も実は大したことはありません。
下の図は、令和6年8月5日に日経平均株価が暴落した際の、過去6ヶ月の動きです。
6ヶ月前に投資を始めた人は、資産が大きく減ってしまっていますね。これは怖いことです。
次に、10年間の動きを見てみます。
確かに下がってはいますが、怖がるほどの下げではないかな、と私は感じます。どうでしょうか。
長く投資をすればするほど、一時的な下げは気にしなくて良くなってくると考えています。
積立投資
私は毎月積立型で、少しずつ投資にお金をまわしています。
言い換えると、毎月少しずつ株(正確には投資信託なのですが、ここでは分かりやすく株と表現させていただきます)を買っているということ。
今回、株の値段が下がりました。私は、毎月株を買っています。
今回私は、下がってくれたおかげで安くたくさん買うことができました。株という買い物をすると考えると、安くなるのは悪いことではないですよね。
値下げしてくれて嬉しい。安く買えてラッキー♪です。
分散投資
分散投資とは、一つの会社に投資をするのではなく、たくさんの会社、多くの国に分散して投資をすることです。
NISAの積立投資枠で買う商品は、投資信託と言ってほとんどこれにあたります。
今回は日本中の株が一斉に下がりましたが、実はその後すぐに反発した(上がった)株がたくさんあります。
どの株が上がるかを予測するのは、素人の私には難しいです。
だから、主要な会社全部を少しずつ分散して買っておけば、その上がる会社を取りこぼさずにすみます。
最後に大事なこと
大切なのは、投資の目的をはっきり決めておくこと。いつ使うお金なのかを考えておくことです。
私が投資にまわしているお金は、すべて長期目的なので今回のことでもスタンスを変えていません。今まで通りに続けていきます。
基本的には、長期の積立は投資で、短期の積立は銀行で、と分けていくといいと思います。
どれくらいのバランスで振り分けるのがいいか、どんな商品を選んだらいいか、お悩みの方は一緒に考えさせていただきます。お気軽にお声かけください(^^)
こんにちは。いのうえです。 井上さんはどんな積立をされてるんですか? 新NISAはどう活用してますか? 選択肢が多くて迷っています このような声にお答えしたいと思い、定期的に我が家の積立状況を報告させて頂いております[…]