こんにちは。いのうえです。
お金を貯めていこうと考えたとき、こんな悩みを良く聞きます。
- いくら貯めたらいいんだろう
- どこで貯めたらいいんだろう
- どうやったら貯められるようになるんだろう
今回はこの中の「どうやったら貯められるようになるんだろう」について、ちょっとしたコツを紹介させてもらいます。
「どこで貯めたらいいんだろう」についてのヒントはこちらから。
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それではいってみましょう。
順番を変えてみる
まずは、毎月のお金の流れを大きくとらえてみましょう。
そして、その順番を少し変えるだけで貯蓄体質になれるかもしれません。
収入ー支出=貯蓄
まずはよくある流れです。皆さまの家計はいかがでしょうか。
私は長い間、こういうやりくりをしていました。
- お給料が入ってきて、
- そこからいろいろな支出をやりくりし、
- 最後に残ったお金を貯蓄にしよう。
この流れで貯蓄を確保するためには、
②の支出をコントロールする必要があります。
例えば家計簿を付けるとか、毎週予算を決めてやりくりするとか。
もちろんこれでうまくいっている人もたくさんいます。
でも、ついつい使ってしまって結局残らなかった、ということになりがちです。
そこで、ちょっと順番を変えてみましょう。
収入ー貯蓄=支出
貯蓄がうまくいっている人は、大抵この流れになっています。
私もこう変えてから、貯蓄が出来るようになりました。
- お給料が入ったら、
- 先に貯蓄を差し引いて、
- 残った分で支出をやりくりする。
この流れにすると、支出を細かく管理する必要がなくなります。
③で残ったお金は、その範囲内であれば何に使ってもいいです。
その代わり、②で避けたお金には手を付けないようにします。
こうすることで、勝手にお金が貯まっていく、という状態をつくることができます。
「先取り貯蓄」というやつです。
どうやって実行するか
先取り貯蓄、その流れが良さそうなことは分かったけど、どうやって実行したらいいでしょうか?
色んなやり方がありますが、今回は初級〜中級〜上級と分けてご紹介します。
初級編
お給料日に貯蓄にする分を下ろして別口座に入れましょう
貯蓄にまわす金額は、はじめは「これくらい貯金できたらいいな」という金額でいいと思います。
一般的には30〜40代の平均貯蓄率が20%くらいと言われますので、その金額を目標にされてもいいかもしれません。
(例:月収30万円 ×20% = 6万円/月)
先取り貯蓄をした残りでやりくりをしてみて、どうしてもキツイ!ということがあれば、少しムリをしている可能性があるので、いったん先取り額を下げてムリのない範囲を見つけていきましょう。
慣れてくれば、また徐々に増やしていけると思います。
中級編
自動的に先取り出来る仕組みを使いましょう
先取り貯蓄でのやりくりがなんとなく出来るようになってきたら、次はこれを自動化していきます。
方法としては、
・銀行アプリの目的預金機能
・財形貯蓄
・つみたてNISA
・iDeCo
・保険積立
などがありますが、まず手軽に始められるのは、銀行アプリを使うやり方だと思います。一度、利用されている銀行のHPやアプリで確認してみてください。
私がよく使う銀行のアプリ紹介ページ
▶西日本シティ銀行→https://www.ncbank.co.jp/benri/about_app/
▶福岡銀行→https://www.ibank.co.jp/
上級編
目的を明確に決めましょう
なんのために、いくら貯めるか、を決めた上で目的に合わせた預け先を検討していく。
例えば、
・将来の子どもの大学資金として、
・毎月2万円を、
・保険で貯めていく。
例えば、
・家族で海外旅行に行くために、
・毎月1万円を、
・銀行のアプリで貯めていく。
というようなイメージです(我が家の例です)。
目的がはっきり決まっていると、継続する力になります。また、目的が決まっていれば預け先の選択を間違うこともなくなります。
預け先のヒントはこちらで書いていますので、ご参考ください。
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目的を明確にするためには、ライフプランを作成することもオススメしています♪
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございました。
今回は、貯蓄が出来るようになるヒントとして、先取り貯蓄の考え方と方法をお伝えさせて頂きました。貯蓄体質になるキッカケにしてもらえたら嬉しいです。